管理人たかしです。

今回は『赤本FX』という商材について取り上げていきます。
この商材について調べていて、ここへ辿りついた方もいらっしゃるかと思います。
多くの方に参考にしていただければ幸いです。

・『赤本FX』の概要

トレンドフォロー裁量手法で、指定された3つの条件をチャートへ当てはめて相場の反転傾向を事前に予測します。そのロジックはフィボナッチリトレースメントの活用が中心のようです。

フィボナッチリトレースメントとは、「23.6％」「38.2％」「61.8％」「76.4％」などのフィボナッチ数列を用いて相場の値動きを予測するテクニカルです。これを元にラインを引くと、サポート・レジスタンスラインとして働くことが多いとされています。

トレンドフォロー型の商材としては、以前『FXぷーさん式 トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝』などを記事にしています。

・『赤本FX』の料金は？

59,800円の予定でしたが、手に取りやすい価格ということで29,800円にしたそうです。

・特定商取引法に基づく表記について

インターネット上での取引きには、特定商取引法によって、事業者名・代表者名・住所・連絡先などの表記が義務づけられています。
表記のない場合は規約違反をしているということになります。

ご覧の通り、表記上は問題はなさそうです。
表記がしっかりしているから絶対大丈夫ということはありません。しかし、悪意をもつ事業者は表記を曖昧にすることが多いようです。

・販売業者『株式会社チャートマスター根崎優樹』について

過去に不正があったようです。

株式会社チャートマスターは2014年に証券取引等監視委員会より

・無登録で店頭デリバティブ取引の媒介行為による業務停止命令
・無登録業者に名義貸し行為による業務改善命令

といった行政処分を受けています。

このように、法令違反行為が認められているという事実は払拭することはできませんし、商材販売社としては致命的な”汚点”と言えます。

出典：http://www.bakuroita.com/201604/rbsdfx.html

・著者『笹田喬志』について

株式会社チャートマスターの副社長で、現役のプロトレーダーでもあるそうです。チャートマスターではセミナー講師など「トレーダーの育成」を10年くらい行っているとのことです。

・ネタばれ、口コミ

インターネット上での口コミを確認できました。

1. トレンドの反転を見極めるのは簡単ではない（相応のトレーニングが必要）
2. トレードチャンスは多くない（1時間足・4時間足推奨）

出典：https://fxinspect.com/archives/19214

・『赤本FX』のまとめ

口コミを見てもわかるように、裁量手法なので簡単に稼げるようになるわけではありません。また、実績を裏付ける明確な長期データも公開されているわけではありません。そして販売業者については過去のことなどを考えると信用するには疑問があります。
これらのことを考えると、やはりこの商材はおすすめできません。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

管理人たかし